外食・飲食店レポート

食べるのが好き。

かつやの「黒味噌チキンカツ丼」は濃厚な味わいのガッツリ飯

 

※価格はすべて税込。
※以下の情報はすべて編集時点での内容となります。

かつや」は株式会社かつやが運営するかつ丼専門店。

全国に450店舗ほどあり、沖縄以外の全都道府県に進出している。

低価格、かつボリュームのあるメニューがウリで、ターゲットは30代~50代の男性としている。*1

 

期間限定メニュー:黒味噌チキンカツ丼

かつやではだいたい月に1回くらいのペースで期間限定メニューが登場する。
今回期間限定メニューとして登場したのは「黒味噌チキンカツ丼」だ。

この黒い味噌のビジュアル。東海圏の人にはたまらないんじゃなかろうか。
逆に東海圏以外の人に刺さらないんじゃないかと不安にもなる。

実施期間

2025年2月21日(金)~

※20万食限定

対象商品

  • 黒味噌チキンカツ丼・・・649円
  • 黒味噌チキンカツ定食・・・759円
  • 黒味噌チキンカツ丼弁当(テイクアウト)・・・637円

黒味噌チキンカツを使った「丼」、ごはんと黒味噌チキンカツが別盛りになって豚汁が付いた「定食」、そしてテイクアウト用の「弁当」の3つの展開となる。

黒味噌チキンカツ丼

注文してみる。食券やタブレットオーダーではなく、直接店員に申し出る注文スタイルだ。
コロナ禍以前は別に普通の注文スタイルだったはずなのに、今となっては店員を呼ぶのに少し緊張すらする。

 

程なくして完成。
とはいえカツを揚げるわけなので、牛丼屋と違って5分とかじゃ完成しない。その点、お急ぎの場合は不向きかもしれない。

このビジュアルである。

どっぷりと味噌が絡められたカツは禍々しいまでに黒い邪悪さすら感じる。
噴火した火山から出てきた岩石のようである。

 

食べてみると、思った通り名古屋で食べたどて煮味噌串カツのような濃厚な味わいの味噌ダレ。かなり味は濃い。
この味に慣れていない人はどんどんご飯(もしくは水やお茶)が進むだろう。

戦闘力高めのガッツリした丼だ。良く言えば分かりやすい味、悪く言えば大味。

 

かつやと言えば、この漬け物。

何の変哲もない大根漬けなのだが、これが名脇役。ついついつまんでしまう。

 

味変アイテムもあるため、積極的に使っていきたい。

和がらしも合うし、七味唐辛子も合う。

味噌の甘辛な味わいを、和がらしや唐辛子がピリッと引き締める。
まさにベストパートナー。

 

そして、丼の中央に鎮座するベストパートナーもそろそろ活用していきたい。

そう、こちらの半熟玉子。今にも溢れそうな玉子の白身をつつくと、待ってましたとばかりに溢れ出す黄身。
濃厚な味噌味がまろやかに打ち解ける。どう考えても最高。

 

 



カツ自体も食べ応えがあり、鶏肉も固くなり過ぎずジューシーさを保っている。

満足度の高いガッツリ飯と言える。

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